ミニマルな暮らしを始めてよかったこと その1

今回は、私が思うミニマルな暮らしを始めてよかったことについてお話しできればと思います。

断捨離を迷っている方、モノを減らすきっかけが欲しい方、そんな方々の背中をポッと押せるような記事になれたら嬉しいです。

決断が早くなった

今までは、モノに溢れた生活をしていたので、

「コレにしようかアレにしようか」、「こっちを使おうかあっちを使おうか」といった感じで、

物事を選んだり決断するときに多分に時間を要していました。

ミニマルな暮らしを始めてからは、自分に本当に必要なモノしか持たなくなったので、

決断にかかる時間が圧倒的に短くなりました。

また、所有物が少なくなり視界に入るモノも少なくなったので、

雑念に惑わされたり集中力が途切れることも少なくなりました。

私の場合は、服の制服化がまさに良い例で、あらかじめ着るセットが決まっているので、

着る服に迷う時間もなくなりました。(この辺りもまた別の機会にお話しできればと思います。)

「服の制服化」と聞いて思いつく方もいらっしゃるかもしれませんが、

アップルの創業者、故スティーブ・ジョブスも会社の経営に専念するために、

着る物の制服化をしていたのは有名な話です。

彼は、上は黒のタートルネック、下はブルージーンズ、靴はニューバランスのスニーカーという組み合わせで、

制服化しておりその理由がまさに決断疲れを減らして、

本当に必要なことに思考力を費やすことが目的であったと言います。

モノに固執しなくなった

今までは、何を着てるか、何を持ってるかということに執着することが多かったです。

例えば、コレを持っていることでこういう風に見られたいとか、

コレを着るとワンランク上の自分になれそう、などといった

自分で勝手に作り上げた願望や妄想に囚われていることが多かったです。

もちろん、そういったことがモチベーションに繋がる方もいらっしゃると思いますし、

それ自体がいけないということではないのですが、私の場合はそうすることで自分自身を偽ろうとしていたんだと思います。

その結果、本当の自分がわからなくなり、偽りの自信で身を固めた中身のない人間になってしまうのではと気づいてからは、モノに対して固執しなくなりました。

これは決して自分自身に対する諦めとは違くて、

自分ときちんと向き合った結果として出た答えであり、

自分の考えだったり、意志をはっきりと持つ良いきっかけにもなりました。

少し強い言い方になってはしまいますが、

他人にどう思われるかということを判断基準にするのは、他人の人生を生きているのと同じことであり、

一度きりしかない自分の人生を蔑ろにしているのと同じことだと思っています。

そうは言っても、世の中見た目が9割とか言われると

他人にどう思われたりとか見られてるのか気になってしまうのも世の常ですよね。

その辺りは自分の価値基準とうまくバランスを取ってモノと向き合っていけば良いと思います。

自分の中で判断基準をきちんと設けることで、そういった世の中の常識とされることにも左右されにくくなります。

自分が心地よいと思うか、納得しているか、直感的に好きなのか嫌いなのか、

こんまりさん風に言うのであれば、「ときめく」のか、

そういったことを考えながらモノと向き合っていくのが、自分らしいモノとの接し方だと思っています。

まとめ

以上、今回は「ミニマルな暮らしを始めてよかったこと その1」として

第一回目の記事を書かせていただきました。

よかったことシリーズは、今後何回かに分けてお送りするので、

また次回もお読みいただければ嬉しいです。

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